シルビア系のリアキャリパーはパーキングブレーキと一体式になり特殊な構造になっております。
今回はパーキングブレーキまでのOH作業をレポートします。

シルビア系S13 キャリパー前期になります。前期タイプはピストンの大きさが違います。

今回使用する部品になります。キャリパーピストンは錆で使用不可能でしたので新品になります。
オーバーホールキット 【TP-43】 キャリパーピストン【CPT-43】ブレーキプラグ【BV-M10G】

↑錆で表面がダメになっています。再使用不可能です。

分解済み。


ここのトルグのところには、グリスを充填します。

シールを挿入します。

この部品を挿入します。

こんな感じに挿入します。

この部品を忘れずに入れます。

この中に入れます。

Oリングも忘れずに取り付けます。シリコングリスをたっぷりと。


Cリングワッシャーも取付します。

シルビアS13 リアキャリパーOH作業レポート~その2に続きます~
ブレーキキャリパーとパーキングブレーキの一体式がなぜ?良いのかまとめました。
ブレーキとパーキングブレーキの一体式システムは、ディスクブレーキと駐車ブレーキの機能を一つのユニットで抑えたシステムです。 これは特に乗用車やSUVなどで使われることが多く、スペース効率が高く、部品金額が少ないそのため軽量化とコスト削減に考えます。
1.ブレーキキャリパーの基本機能
キャリパーはディスクブレーキシステムの一部で、ホイールに取り付けられたブレーキローター(ディスク)を挟んで摩擦力を発生させ、車両を減速・停止させます。内のピストンが動き、ブレーキパッドを気にします。
2.パーキングブレーキの基本機能
パーキングブレーキは、車両が停止状態で動かないように固定するための機能です。 通常、レバーやスイッチで作動し、ワイヤーや電子制御でブレーキシステムを固定します。パーキングブレーキが制御されていました。
3.一体式の特徴
一体型ブレーキキャリパーでは、ディスクブレーキのブレーキとパーキングブレーキの機能が統合されています。これには2つの主な方式があります:
- メカル式:パーキングブレーキはワイヤーを使ってカニ内のメカニズムを作動させ、ブレーキパッドを物理的に競合する方式。
- 電子式パーキングブレーキ(EPB):電動モーターを使い、パーキングブレーキを制御する方式。 スイッチを押すことで、モーターがブレーキ内のタイムを作動させ、ブレーキをかけます。自動解除機能などの追加機能が可能になります。
4.メリット
- 省スペース設計:パーキングブレーキ用の別ユニットが不要で、コンパクトな構造。
- 軽量化:部品量の削減により、全体の軽量化が可能です。
- メンテナンスの簡略化:一体型であるため、部品交換や点検が効率よく行えます。
5.デメリット
- 複雑な構造:統合化により、トラブルが発生すると修理がやや複雑になる可能性があります。
- コスト: 特に電子式は従来の機械式システムよりもコストが高い場合があります。
この一体型ブレーキキャリパーは、最新の車両でございますます採用されており、互換性と安全性の向上に努めております。
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